Windows 上で GNU コンパイラを使った開発を行うための選択肢として,MinGW と MSYS を使った方法は最もポピュラーな方法である.32bit 環境であれば MinGW プロジェクトの標準的なインストール方法が使えるが,MinGW プロジェクトでは 64bit 環境向けのコンパイラは提供されていない.そこで,MinGW ベースの 64bit 向けコンパイラセットである MinGW-w64 を,MSYS とあわせて Windows に導入する方法を紹介する.
月別アーカイブ: 2013年12月
ATLAS の共有ライブラリで ldconfig が失敗する
もうずいぶん前になるが,研究室のサーバーに ATLAS を入れたとき,共有ライブラリをインストールしようと ldconfig を実行すると,次のように表示されて実行が失敗した.
$ ldconfig ldconfig: Can't link /usr/local/atlas/lib//usr/local/atlas/lib/libsatlas.so to libsatlas.so ldconfig: Can't link /usr/local/atlas/lib//usr/local/atlas/lib/libtatlas.so to libtatlas.so
そのときはとくに致命的でもなく,しばらく放置していたのだが,OS のアップグレードに合わせて ATLAS を入れ直すことになったので,ついでにこの問題の解決方法を探ってみることにした.
Emacs に Flymake を導入
Flymake は,リアルタイムでコンパイルエラー・警告を表示してくれる Emacs のプラグイン.つまらないエラーのために何度もコンパイルを書ける手間が省けるので,開発がずっと速くなるし,コードロジックに集中できるようになる.今回はその導入方法まとめ.なお,手元の環境は Cocoa Emacs 24.2.